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カテゴリー「まじめな話をしよう」の検索結果は以下のとおりです。

どうなる?

5月8日から非常に大規模なXクラスに分類される太陽フレアが何度も観測されてます。

放出されたコロナガスが10日の夜から地球に順次到来するとのことで、今後数日は続くものと見込まれてます。

 

太陽から離れた地球にまで到来するんですぜ、スゴくないですか?

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宇宙天気予報を見ると、今日の時点でも太陽フレアは非常に活発で、地磁気の撹乱は猛烈レベル、電離圏嵐も非常に活発でデリンジャー現象やスポラディックE層も活発なようです。

 

地磁気の撹乱の中には、いわゆる磁気嵐がありまして、磁気嵐の程度によってオーロラが広範囲で観測される可能性があります。

昨日はロンドンで観測されたとのニュースがあり、日本でも北海道あたりで低緯度オーロラが出現する可能性があります。

今のところ目立った通信障害などは聞きませんがどうなることでしょうか?

 

話は変わってボイジャー1号・・

46年前に打ち上げられたボイジャー1号は、地球から最も遠くにある人工物となってます。

 

コンピューターのメモリの不具合から解読可能なデータを地球に送れなくなっていたのですが、NASAの技術者たちが何とかプログラムを修復した結果、解読可能なデータを返せるレベルにまで修復出来たとのこと。

搭載されている探査機器がオンラインに戻るのも間近なようです。

 

50年近く前のプログラムが地球から240億km離れた地点で動いてるのってスゴくないですか?

ボイジャー1号から送られたデータは22時間半もかけて地球に届くのですよ!

 

ただし、搭載されたRTGから供給される電力があと2、3年で途切れるようで、そこから先の画像などのデータが送られて来ないことになるのが残念です。

 

このRTGとかNASAの職員が古い観測機のプログラムを修復するなんて話は、「火星の人」というSF小説の中でも詳しく書かれてます。

 

余談ですが、RTGにはプルトニウムという厄介な放射性物質が入っているのですが、この物語の主人公はある突拍子もないことに使ってます。

興味のある方はぜひ読んでみて下さい。

面白いですよ。

あの騒動はどうなったのか?

昨夜遅くから雨が降りはじめました。

今朝起きてみると夜の間に雨が雪に変わったようで、地面はうっすらと白くなってました。

 

雪遊びが出来るほどではなく、冷たい北風も吹き付けてました。

と言うことで、昨日に続きまして今日ものんびりしてます。

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話すほどのことはやってませんので、高知県にある土佐市というところの、とある海辺の町での騒動について私が思ったことです。

 

東京都から移り住んでカフェを運営していた移住者が、「地元の有力者から出ていけ」と言われたとSNSで主張したことに端を発した炎上騒動を覚えておいででしょうか?

地方でよくある困った問題(続き)

昨年の8月20日の書き込みで、「私はこの話って、対立している崖っぷちカフェ店長もNPO法人の理事長もどちらも共感することが出来ません」と綴りました。

 

NPO法人の理事長は身勝手で勘違いした厄介者のお爺さんですし、崖っぷち店長の方も「田舎では何々」とか「SNS世代でない人は何々」とかと決め付けるような書きっぷりで、対立する理事長とか市役所の職員を黒いシルエットで表現して印象操作をしてるのが引っかかりました。

そして、ネット界隈では崖っぷちカフェ店長に軍配を上げる方に傾き、SNSでは擁護する書き込みが圧倒的多数でした。

挙句の果てに、怒りの爆破予告の書き込みとか市役所への抗議電話とか関係のない団体への誹謗中傷など、ネット界隈の反応は常軌を逸してました。

ネット界隈が炎上したのは、崖っぷちカフェ店長がSNSで一方的な書き込みをしたのがベースにあって、それをそのまま真に受けた人が異常な反応を示したのだと思います。

 

また、この対立に右往左往する役場とか、これを政争に利用しようとしている一部の市会議員の動きもイヤでした。

一部の大手メディアも、移住者に降りかかった理不尽なトラブルを告発する格好で、崖っぷち店長の側に偏った位置からの報道をしてるのもイヤでした。

テレ朝news

 

ただ、両方の側からの報道もありまして、「地域おこし協力隊/高知・土佐市のカフェ"炎上"当事者の思い」と言うタイトルで、地元住民と地域おこし協力隊が経営するカフェ トラブルの発端を追い、すれ違う地域への思いに迫ったものがありました。

NHK高知放送局 こうちWEB特集

でもこれはNHK高知放送局からの地域限定でした。

 

んで、現在の私はどう思っているのかと言いますと、NPO法人の理事長をはじめとする地域住民の方々に同情する方に傾いてます。

何よりも彼らは、「田舎では何々」から始まる崖っぷち店長の一方的な書き込みによる印象操作の被害者ではないでしょうか。

 

地方に移住すると言うことは、行った先の土地の伝統や決まりごとやルールを受け入れることが前提であり、都会で当たり前だったことを持ち込むのは都会人の身勝手でしょう。

移住の決め手として長閑な田舎の風景に憧れてなどとよく言いますが、そんな環境を伝統的に築いて来た地域住民がいることを尊重するべきです。

 

都会で仕事に就いているのであれば、自分が属する会社や組織のルールに当たり前のように縛られるのと同じですから、そんなことって分かるはずだと思います。

都会人の当たり前が地方の当たり前に無条件に優先するものでは無いはずです。

 

頑固で我儘で実力者気取りのお爺さんも確かに困り者ですが、皆んなが根っからの悪人という訳でも無く、肚を割って付き合っていくうちに気のいい面倒見のよいお爺さんだったことが分かることもありまして、ホント人付き合いって面白いなぁと実感してます。

とりとめもなく小ネタ

昨日のお昼ごはんは大衆食堂で魚フライ定食を頂きました。

待っている間に何気なくテレビのニュースを見てたのですが、とあるIT企業が内定者と保護者を集めて懇談会を催したとのニュースをやってました。

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内定者の親御さんの不安に応え、業務内容などを理解してもらうのが狙いとのことでした。

今どきの親御さんって、子供のことに何かと首を突っ込んで来るんですね。

 

今では大学の入学式や卒業式に親御さんが顔を出すのは普通になってますが、私が学生だった頃は基本的に多くの家庭でほったらかしでした。

まぁ、あの頃でも国立大学のトップとか超有名な私立大学などの一部では、入学式とかに親御さんが来るなんてことがニュースになっていましたけどね。

 

ちなみに私が就職を決めたときですが、帰省した折りに近くに住んでいる祖父母を呼んで盛大なご馳走を出してくれたくらいでした。

それと、準備で何かと入り用だろうとお金の都合をしてくれましたが、それ以外はほったらかしでしたね。

まぁ、なにわともあれ有難いことです。

 

それと最近のニュースで気になったモノがありまして、それはKADOKAWAが翻訳権を取得して出版を予定していた「あの子もトランスジェンダーになった〜SNSで伝染する性転換ブームの悲劇」の刊行を中止したこと。

 

この著作をトランスジェンダーに対する差別を助長するヘイト本だという批判が上がったのを受け、KADOKAWAの経営陣が刊行中止を決めたらしいです。

 

ほらね、中途半端なLGBT理解増進法が通ったことの弊害です。

自分と異なる意見を嫌う活動家が喜ぶだけで、多様性への不理解が増進されるだけなんですよ。

 

出版された著作を読む読まないは個人の自由ですし、読んだうえで異論があればSNSでも新聞への投稿でも何でもいいので出せばいいのです。

 

出版の前に潰してしまう、圧力に屈して反論もせずに出版を取りやめる、一体この日本はどこの国なんだよと言いたいです。

案の定と言うか・・

LGBT理解増進法ですが、ワタシ的には与党案や野党の対案のどちらも性急なやっつけ仕事にしか思えませんでした。

こんな状態で通った法案なんて、理解とは逆に分断を生じる危惧を増進させる法律です。

 

とくに対案の方はもってのほかで活動家が喜ぶだけの代物にしか見えませんでした。

んで、活動家が気に食わない相手を叩く道具として、「性自認至上主義」を引き合いに出すケースが目に付き、ワタシとしては色々とイヤな気分になります。

 

最近でも参議院の本会議で自民党の女性議員が首相に質問しているときに、野党の特に左派の議員から激しく野次が飛ぶ事態が起きました。

社民党の副党首の女性議員は、「トランスジェンダーへのヘイトスピーチが垂れ流された」などとSNSで槍玉に上げてました。

 

これらがまさに「活動家が気に食わない相手を叩く道具としている」ことを表している例です。

 

また、自分の性自認は女性であると主張すれば、身体が男性でも浴場やトイレなどの女性専用スペースに立ち入れるようになる危険性があるとか、スポーツの公平性が守られなくなるなどと言われます。

「女性スペースを守る会」や「生物学的女性の権利を守る会」、それから「性別不合当事者の会」などの団体の危惧はもっともです。

 

それから「性自認至上主義」が女性差別的な思想であるという主張には私も賛成です。

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そもそも私は男性風呂はイヤですし女性風呂にも入りたくなく、ましてや女性トイレに入ろうなんてこれっぽっちも考えたことがないです。

性自認が普通ではない人(こんな表現は嫌いなのですが敢えて普通でないとしてます)の多くも、合法的に女性スペースに入れるなんて思ってないです。

 

ただ、普通ではない性自認の人間を嫌悪する人がいるのは当たり前のことですが、その中にはこの主張に乗っかって誰でもいいから弱い立場の人間を攻撃する口実にしているのが気がかりです。

 

さいごに、「女性スペースを守る会」などの危惧は尤もですが、普通ではない性自認の人をまるで犯罪者予備軍のように表現するのも如何なものかと、敢えて言わせてもらいたいです。

どう思う?

昨日のニュースでは最高裁の判決が世間的に注目されました。

性同一障害特例法のある規定をめぐり、その規定が憲法違反にあたるかどうかが争われた家事審判です。

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ご存知とは思いますが、性同一性障害の人が戸籍上の性別を変更する要件の1つに、生殖能力をなくす手術を受けていることを求めた規定があります。

昨日の10月25日、この規定を最高裁大法廷が「違憲で無効」と判断したわけです。

 

それに対する反応のひとつ、「性同一性障害特例法を守る会」は今回の最高裁の決定に憤ってました。

この会は特例法の規定に従って性別を変更した人たちの集まりで、性適合の手術は性別変更の証明が客観的に成される手段であり、それが社会の判断の根底に置かれるべきと表明してます。

 

生殖不能であると言う要件が撤廃された先には、当事者が警戒の目で見られて差別が一層深まることも懸念されると言ってます。

んで、性自認をめぐっての社会の分断がより深くなることが危惧される訳で、社会全体で丁寧な議論を積み重ねていくことが重要だと訴えてます。

ワタシ的にはこっちの方に考えが傾いてるかな。

 

ただし、性同一障害特例法の規定に従うことで戸籍を変更出来るようにしたのが、そもそもの誤りではないでしょうか。 

家庭内暴力から逃れるとか犯罪に巻き込まれる危惧があると言ったケースは別にして、戸籍は簡単に変更してはいけないのではと思うのですけどね。

 

そこで、解決のひとつとして同性婚を合法化しておけば、性適合手術を回避出来るケースもあろうかと思います。

あと、せっかくのマイナンバー制度があるのですから、表向きの性と戸籍に記載された本来の性が違ってても公的な手続きなどは問題無く出来ると思います。

 

それから、ネガティブな反応が湧き上がるのは当然で、「トランスジェンダーと偽った男が女性用のトイレや浴場に入ってくる」とか「性犯罪が増える」などの書き込みがインターネット上であふれてます。

 

でもね、当事者のコミュニティーの考えは、女性スペースを尊重しなければならないとするのが大部分です。

だって、女性スペースや男性スペースを尊重した延長線上に、それとは違うスペースの存在も尊重されるものです。

この判決を契機に堂々と女子トイレや女風呂に入ろうとする輩は、このコミュニティーには居ないと信じたいです。

 

このような世間の反応を目にすると、一般の多くの人は犯罪者か犯罪者予備軍と見てるのだろうなと・・とても残念です。

 

ちなみに、立憲や共産の野党の人たちは今回の最高裁判決を歓迎してますが、彼らはこの問題をダシにして政権批判をするのが目的。

それと補助金や支援制度などが新設されれば、その利権に群がろうとしているのは明らかです。

信用ならない人たちですわ。

漸くといった感想

今日の最大のニュースのひとつ。

例の処理水の海洋放出が午後から開始される運びとなったことです。

 

日々増え続ける処理水を放置すると今後の廃炉作業を妨げるのは明白です。

漸く始まったなと言うのが正直な感想です。

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日本政府としては第三者機関であるIAEAの監視下で海洋放出を進める方針で、これは適切な対応だと思います。

と言うのは、何かにつけてイチャモンを言ってくる周辺国を抑えるのに有効で、そんな奴らをサンプリングとか監視に関わらせるとロクなことにならないのは目に見えてます。

 

早速中国と韓国から色んな反発が起きてます。

中国は日本の水産物を全面禁輸に踏切り、韓国では反対派が大使館に侵入を試みて逮捕される。

これからも色々とニュースが飛び込んで来るんじゃないでしょうか。

 

話は変わりますがトリチウムに関連して・・

 

私が学生時代の研究課題の一環として、水素とか炭素の放射性同位体で標識された化合物を使ってた時期がありました。

水素の放射性同位体というのがトリチウムです。

 

一回の実験操作で使う量は多くても10 MBqくらいで、これは10の7乗となります。

対して今回の放出量は20兆Bqほどで、兆は10の12乗。

 

実験で使う標識化合物は数10マイクロℓの量ですから高濃度に濃縮されてます。

対して処理水の方は大量の海水で希釈され、1ℓあたり100 Bqにも満たないレベル。

どちらにしてもβ線はほとんど飛んで来ません。

 

ちなみに。単純な試算では過去の大気圏内核実験で放出されたトリチウムは10の20乗Bqと推定されてます。

現在の地球で自然環境中に存在するトリチウムの大部分がこれに由来するものと言われてます。

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