- 2026/03/26
- 山里だより
春の匂い
昨夜は風音を聞いているうちに眠りに就きました。
寝ている間に風が出ていたようで、山の樹々が風に煽られる音が夢の奥の方で聞こえてました。
起きてみると雨はすっかり止んでました。
昨夜来の風のおかげで吹き寄せられた落ち葉がお家の周囲に溜まってました。
薄明るくなった空を見上げてみると千切れた雲が勢いよく流れてました。
孟浩然の春暁にある「夜来風雨声 花落知多少」の件を連想しましたね。
今週に入って山里には春の匂いが強く漂っておりまして、朝にお家の外に出たときとか、帰りの列車から降りて外の空気に触れたときなど、鼻にツンとくるスパイシーな匂いに包まれます。
その匂いは山の近くに来ると強くなりますから、山の方から漂って来ていることは間違いないようです。
今の時季の山を見ると、落葉樹林の下生えの灌木とか草本のうちには花を咲かせているものがあり、その辺りが発生源なのかもしれません。
ちなみに、サカキやシキミの花の匂いという話を聞いたことがありますが、これらの花を実際に見たことがありませんので、その話の真偽のほどは定かではありません。
実家の仏壇と神棚には葉っぱの付いた枝が供えられてましたが、その匂いとは明らかに別モノですね。
あと、お家から駅に向かう間に川を挟んで公園がありまして、そこにヤマザクラが並木状に植えられてます。
今朝見たところでは何輪か花を付けている樹がありました。
季節が春に向けて進んでいることを感じさせる山里の光景です。