- 2023/01/22
- まじめな話をしよう
異次元のXXX
ネットに出てたここ数日の記事を見ての個人的な感想。
岸田総理の言う「異次元の少子化対策」への異論のあれこれです。
まずは辛坊治郎さんの言う、月に何千円かバラまくみたいなレベルの話になっても、その何千円かを欲しくて子供を作る人がいるのか・・ってのはまさにその通りでしょう。
そんなもんで少子化対策ができるはずないのに、この国の政治家って一体何を考えてるのか・・って憤ってたのもごもっとも。
対象を絞って中間層を厚く手当てすることが大事ってことですが・・これは私には分かりませんし、政治家がこれを言った途端に反発を招くんじゃないかと危惧します。
また、バラまきに関連してTBS NEWS DIGでは、「習い事も無償に、児童手当を5倍に・・子育て世代が求める異次元のお願い」とやってました。
こう言う報道って、バラまきを期待する世論をマスコミが扇動してるのではないでしょうか。
その一方で政府の方針をバラまきと批判するのは何なのよ?
んで、異論のあれこれのどれもがごもっともなことを言ってますが、結局はバラまくことも必要なんだって気がしてます。
現役の子育て世代への支援だけでなく、保育とか教育の整備、子育てしやすい働き方を含めて社会システムを変える・・こんなのを一つ一つ実現するにはカネをバラまくことも必要だと実感。
あと何より、賃金そのものを押し上げることが多くの人をハッピーにします。
ふところ具合がよくなれば、子育てしやすい環境をみんなで築いて行こうとする機運が高まるのではないでしょうかねぇ?
ひるがえって我が身を顧みると・・
私はどっちかと言うと少子化を加速させているようなハンパもん。
まぁ、せいぜいのところ、仕事で稼いだ分を税金で納めて少子化対策に貢献するってくらいしか出来ません。
そこで、あえてアホな提案・・
今の議論の少子化対策というのは結婚した夫婦がメインのターゲットですから、結婚を後押しするようなことにカネを使ってもいいはず。
子供がいるけど夫婦別姓のケースとか、子供がいても婚姻してないカップルや同性カップルにも手当てするのが理想でしょうが、今の法体系では無理ですからこちらは脇に置いときます。
結婚率が低いのはそもそも出会いの機会が少ないのが一つの原因ですから、お節介と言われようと国が率先して出会いの場を提供し、公費でお見合いさせるなんてことをやってもよさげなもんです。
早々に結婚できる人って恋愛に強い人で、恋愛に強い人ってこの国ではレアな存在。
多くの日本人って恋愛結婚に向いてないんじゃないかと思います。
昭和より前だったら見合い結婚という日本人に合ったシステムがありました。
どこにでもお節介な人が親戚やご近所さんがいて、適齢期の男女を見合わせて結婚させていたのですよね。
民間を圧迫なんて言ってないで、国営のお見合い斡旋所を作ってもいいのではないでしょうか?
異次元の結婚斡旋所です。