- 2023/06/23
- 日々のあれこれ
これも言葉の壁?
言語の違いによる言葉の壁はどうしようもありません。
いつもそうですけど、視察とか売り込みとかで海外から訪ねて来た人との意思疎通って永遠の課題です。
そして今の新しい課題。
同じ日本人どうしなのに言葉が通じない場面が度々・・
まぁ、世代間ギャップっていうのはありますが、これはしょうがないところもあります。
お互いが歩み寄るというか、そんなもんだと諦めるというか、ギャップを前提にして付き合って行けば何とかなると思います。
通じないと言い切ってうっちゃるのではダメですね。
でもね、書かれた文章が理解出来るかどうかは違う次元の問題でして、これが出来ないと仕事に差し障りが生まれます。
ここ最近の傾向ですが、文章が長くなると文脈が掴めなくなるとか、報告書などをきちんとまとめられないといった若い人が増えてます。
こういうのは慣れの問題もありますので、仕事を積み重ねて行くうちに何とか対応出来るようにはなります。
例えば、新人さんの報告書って初めのうちはハチャメチャな書き方がされてますが、ある程度の場数を踏むことでまとまった形に変わって行くもんです。
ただ、大学生の時にトレーニングしとけよと言いたいところはありますけどね。
そもそもレポートの書き方とかを大学で叩き込まれるはずです。
んで、最近苦労が多いのは機器類のマニュアル。
このマニュアルを読みこなせない新人さんが多いのですね。
私も理解するのに苦労してますが、今の新人さんの中にはこの苦労を避けてラクが出来ないか考えるのが目立って来ました。
まぁ、ごちゃごちゃ書かれたマニュアルって、見てるだけでも腹立たしくなります。
と言うことで、若手ではない中堅どころの目下の仕事ですが、装置のクイックリファレンスを充実させることをやってます。
ただ、今年の新人さんのなかに一人だけ、簡易マニュアルすらも満足に読めないのがおりまして、その対応に苦慮してます。
直近では操作の手順を間違って特殊なランプを焼き切ってくれてます。
その他にも破損させた部品交換など数知れずです。
手順書通りにやれば何の問題もないはずなのですけどね・・
と言うことで、極秘裏に彼抜きの話し合いが持たれまして、手順書を見直すか装置をさわらせないか配置換えするかが議論されました。
現場の責任者たちの気苦労の一方で、本人さんは何とも思ってないのが恨めしいです。
まぁ、どっちにしろ、今後のことを考えると、長い文章が苦手な世代のために簡易マニュアルを見直す必要はあります。
誤操作による損害とかシャレにならないですもんね。