- 2024/08/11
- 山里だより
季節は進んでいるのか?
とっくに過ぎてしまいましたが、3日前の8月7日は立秋でした。
暦の上で秋が始まる日。
暦の上と言うのは、立秋は夏至と秋分の中間点。
立秋の日に夏の暑さがピークになり、この日を境にして秋に向けて季節が移り変わり始めるということですから、立秋は秋が始まる日と言うことになります。
ちなみに秋分までの暑さが残暑です。
秋が始まると言っても実際にはまだまだ暑さは厳しく、どちらかというと夏真っ盛りですよね。
でも、注意してよぉ〜く見れば、季節の移り変わりが感じられるんですね。
まずは仕事先から帰ってくる頃の時間帯。
先月ですとまだ西の方が明るかったりしてましたが、ひと頃とくらべて明らかに暗くなってます。
もう、フツーに夜ですね。
そして夜に鳴く虫が増えてきました。
仕事帰り、山里の駅からお家に向かう道すがら、色んな種類の虫の声を耳にします。
これからどんどん夜に鳴く虫がふえ、ガチャガチャと騒々しくなります。
この時期は色んなセミの鳴き声が聞こえて来ます。
明け方近くのヒグラシに始まり、朝の涼しい時間帯にクマゼミ、昼間の暑い時間帯はミンミンゼミ、そして夕方近くなるとまたヒグラシ。
ツクツクボウシは割と昼間はずっと鳴いてますし、アブラゼミは下手したら夜でもジ〜っと鳴いてます。
田んぼの稲には穂が伸び、よく見るとホントに地味な花が付いてます。
カエルは相変わらず元気に鳴いてます。
ウグイスのホーホケキョの鳴き声が聞こえて来なくなりました。
子育てが終わって巣から離れますので、縄張りを主張して鳴く必要が無くなったのですね。