- 2023/08/29
- 日々のあれこれ
いつまで続くのよ?
二十四節気で言う「処暑」、暦の上では秋で暑さがおさまっているころ。
七十二候だと「天地始粛(てんちはじめてしゅくす)」で、ようやく暑さが鎮まるころ。
いつもの年ですと今ぐらいになれば、暑さの中にもそれなりに秋の気配が感じられるようになってます。
昼間の残暑が厳しくても朝夕がしのぎやすくなるとか、セミの鳴き声や夜に鳴く虫の声が入れ代わるのもこの頃。
微妙ですが秋の気配はありますよ・・
でも、それを帳消しにしそうな感じで暑さがおさまらないです。
ちなみに昨日のことでしたが、気象庁で異常気象分析検討会が開かれ、この夏の天候の特徴と要因を分析してレポートが出されました。
6月から7月中旬にかけての梅雨の時期の大雨は、日本付近に多量の暖湿な空気が流れ込み梅雨前線の活動が活発化したことが要因とされてます。
7月後半から8月にかけての顕著な高温は、とにかく太平洋高気圧の勢力が強かったことが要因に挙げられてます。
また、日本海側の記録的な暑さはフェーン現象の影響があったことも挙げてました。
統計開始以降1位の記録を更新した地点が続出したのもこの夏の大きな特徴と言っており、その他に色々とレポートしてましたが理解の範囲を超えたものも多くありました。
8月も今日を含めて残り3日ですが、まだまだ厳しい残暑が続く見込み。
9月の第1週も暑さがおさまらないようです。
ちょっとうんざりしてますが、夏には夏の風情というものがあります。
私の住む山里ですと、田んぼに実った稲穂の匂い、多くの家の軒先に見られる簾や葦簀、朝顔や釣り忍、風鈴の音、夕暮れの空、庭先での花火、蛙の大合唱など、枚挙にいとまがないほどあります。
まぁ、色々と夏の風情を見つけ出して涼を求める訳ですね。