- 2024/09/20
- 山里だより
小さな異変
残暑と言うより暑中ですね。
今日が20日ですから秋分まであと2日。
例年であれば夏の暑さは9月に入れば落ち着くはずなのですが、今年は今になってようやく出口が見えて来ました
天気予報を見ると明日あたりから天気が崩れ、週末の雨を境にしてその先の気温が落ち着くようです。
そして周期的に晴れと雨を繰り返し、ひと雨ごとに季節が進む天気変化に移りそうです。
いつもの山里のいつもの季節であれば、注意して見ていれば小さい秋をいくつでも見付けることが出来ます。
山里に住んでいるおかげで季節の変化に敏感になってると実感します。
でもね・・
今のところ小さい秋があまり見付からないです。
稲穂が色付いたのと、日暮れが早くなって鳴く虫がふえたことぐらいかも。
その代わりに小さな異変を感じてます。
例えばヒガンバナがまだ咲いてないこと。
いつもですと場所によってはすでに真っ赤に咲き誇ってたりしてます。
駅に向かう途中の田んぼや畑の脇を見るのですが、今年は花茎すらも伸びてません。
4月から5月のころにあれほど大量にいたカメムシが消えたこと。
夏の暑さをやり過ごして人里を狙ってやって来るはずなのですが、今のところ影すらもナシ。
それからある意味では嬉しいのですが、蚊がいないこと。
この夏は2回だけ刺されましたが、勇猛果敢に刺しに来る野生味溢れる山里の蚊がいません。
街の方でもひょろひょろの蚊すらいないですね。
これから季節が進み始めると色んな虫が一気に増えて来るのでしょうか・・
それはそれでちょっと困りますけどね。
気候変動について深刻に考えなければいけない事態を迎えているのかもしれません。