- 2021/10/14
- 日々のあれこれ
秋らしくなってきました
今日の昼間は太陽がジリジリと照り付けてはいましたが、空気がカラッとしていて、陽射しを避ければ吹く風が気持ちいい感じでした。
私の住む山里でも日ごとに秋らしさを増してきてます。
朝起きてから新聞を取りに外に出ると、キリリと冷えた空気に薄着の身が引き締まります。
また、いつものことですが、シカの鳴き声が山里に谺するようになりました。
鋭くキュンと鳴くのと、長く伸ばした鳴き声があります。
長く伸ばした鳴き声は女の人の悲鳴のように聞こえることがあり、これには今だに慣れることができませんね。
それから、稲の刈り入れが終わった田んぼが、山里のあちこちでも見かけられるようになりました。
んで、秋ならではの風景・・
全部の田んぼではないのですが、籾殻を燃やして燻炭というのを作ります。
燻炭は土壌の酸性度を和らげたり、通気性や保水性をよくして土壌を改良するのに使われます。
その手順を簡単に言いますと、焚き火の上に籾殻を被せてドーム状にし、その天辺に空気穴の煙突を突っ込んで籾殻を燃やします。
まぁ、野焼きの一つなのですが、産廃とかゴミの野焼きは禁止されてますが、燻炭のように農業で使うものの野焼きは規制外です。
んで、この籾殻から出る煙が低くたなびき、そこに煙のほのかな匂いが加わる・・
私が好きな山里で定番の秋の風景です。
但し、近頃はこの煙に苦情が殺到するとのことで、住宅の多いところでは燻炭作りをやらなくなりつつあるそうです。