- 2021/09/28
- 日々のあれこれ
今年もお預け
私の住む山里一帯では集落ごとに神社があります。
駅近くの住宅が密集しているところですと、住宅の中に神社が何社かあります。
駅から離れると住宅が減っていきますが、住宅が寄り集まって集落を作ってます。
集落の後ろとかに控える山肌に神社が1社ずつあるんですね。
そして悲しい現実なのですが、奥の方に行くにつれて空き家がふえ、最奥部では空き家が多く限界集落みたいになってます。
神社も手入れされたところもあれば荒れ放題のところもあります。
ちなみに私の住処のある集落は90軒ほどで空き家はなし。
そこそこ手入れの行き届いたお宮があります。
田んぼを突っ切って山肌にある神社まで続く参道。
その両脇ではヒガンバナが咲き誇り、赤いラインが神社まで伸びています。
そしてこの時季ならではの風物詩。
秋祭と言うのでしょうか、毎年秋に収穫とかを感謝する行事が行われてます。
神事そのものは大きな神社から来た神官が行います。
古くからの人は祭りに関連した段取りです。
幟の据付け、御饌の準備とお供え、神輿の渡御の差配など、前準備から始まり片付けまで・・当番制ですが大変な役目です。
私は他所から入ってきた流れ者ですが、住み着いて長くなっているのと年齢的に若い方ということで、諸事雑用などの助っ人を担当してます。
とは言え、祭りごとの中心に入るのは私自身は遠慮してます。
コロナ禍の終息がまだ見えない状況ですから、今年も秋祭りは縮小版となってしまいました。
神官を呼んでの神事がメインで、渡御とか食事会など大勢の人が集まる行事はなし。
コレがないと秋が少しだけ物足りなく感じられます。
来年は今まで通りに出来るようになることを望んでます。