- 2021/05/28
- まじめな話をしよう
LGBT法案は誰のため?
この法案の行方はどうなるのでしょうか。
オリンピック・パラリンピックが終わってしまえば議論がしぼむような気もしないではないです。
この法案は簡単に言ってしまうと、性的少数者への理解増進を図るもの。
ただし、報道される限りでは今の修正案には、差別を禁止する規定や差別行為への罰則はありません。
直ちに差別解消へとならないと思いますが、足掛かりとして大事な一歩だと思います。
ワタシ的には大いに気になるところでして、まずは何らかの法的な裏付けを確立するのが急務でしょう。
でもね・・野党とか、リベラル系というか左系のマスコミはお気に召さないようです。
超党派の議員連盟の言う法の目的とは、性の多様性を受け入れる精神の涵養と寛容な社会の実現を目指すこと。
LGBTの用語には少し違和感を覚えますが、LGBTであろうが、そのほかの性的マイノリティーであろうが、ノーマルだろうが、全員で納得するのは無理としても多くの人が穏やかでいられる社会の実現が理想。
野党や左派マスコミは、LGBTの側に立っているように見えますが、この件を利用して自分たちの主張を押し通そうとしているように思えてなりません。
与党の議員やその関係者の言葉の隅をつついて失言に仕立て上げて騒ぎを起こし、政局や倒閣につなげるのが主な目的なのでしょう。
自分たちが正義であって、自分たちの意見と異なる他者の意見に対しては、容赦ない攻撃を仕掛けてきます。
寛容の精神とは程遠いです。