- 2024/06/04
- 日々のあれこれ
何故そんなところに?
私の住処から駅に向かう途中に公園がありまして、山際に接した一角に人工池が作られてます。
まぁ、池というには浅すぎで、雨が降らない日が続けば隅っこの方に水が残っている程度の水溜りになり果てます。
そう言えば、こんな過酷な環境の池に鯉を入れていたことがありました。
ただ、跳ねた鯉が池から出て死んだりしたため今では絶えてます。
メダカを入れていた時期もありましたが、こちらも今では姿を消しています。
日本の稲作環境に適応したメダカって、夏場の渇水にも田んぼでじっと耐えるほどなのですが、さすがに人工池は田んぼよりも過酷なのだと思います。
んで、今日の朝のこと・・
人工池の周りに植えられた木の枝から垂れている白い物体が目に止まりました。
よく見るとモリアオガエルの泡巣で、中には卵塊が詰まってます。
日本に生息するカエルの中で泡巣を作るのは、モリアオガエルとシュレーゲルアオガエルの2つが知られてます。
ただし、シュレーゲルアオガエルは地中に産み付けます。
こんな水量の安定しない池もどきの上で産卵だなんて・・
農業用のため池のところで産卵しているのも居ますから、人工物でも自然のものでもお構いなしに産卵しているようですね。
公園に作られた池もどきに目を付けたのは何か理由があるのでしょうか?
謎は深まるばかりです。