- 2024/03/22
- 日々のあれこれ
勝手○○
勝手と来れば連想するのは、サザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」とか、沢田研二の「勝手にしやがれ」。
マニアックなところでは、ジャズバンドのグループ名があります。
それから「勝手連」なんて市民運動がありますよね。
今日のニュースで出てたのは「勝手橋」という、河川に架かっていても設置者が不明で管理者が不明の橋です。
川の周辺住民などが通行の便のために勝手に設置したものが多いそうです。
このニュースを見た私にも、ああアレがそうかなと心当たりがありまして、それは山里にある大きめの用水路に架かっているコンクリート製の簡単な橋があります。
大雨で水かさが増したときなど、足を踏み外して落ちたら死ぬかもと思わせるものがありますわ。
んで、今日のニュースは、昨年の台風13号の大雨で氾濫した福島県いわき市の宮川にある複数の「勝手橋」の撤去が決まったという内容でした。
どうやらこういった橋に流木などが引っかかり、それが川の流れを堰き止めたのが氾濫の原因になったようです。
まぁ、勝手に架けられた橋ですから、増水したときの安全性なんかは考えられていないのでしょうね。
そして、こんな橋が分かっているだけでも全国に1万か所近くあるそうです。
私の住処の近所にあるような簡単なモノを含めると、もっとスゴい数になるんじゃないでしょうか。
「勝手橋」のほかに「勝手踏切」というのもありまして、鉄道会社が設置した正式の踏切ではなくて付近の住民が日常的に通行している非正規の踏切らしいです。
これも私が使っている超ローカル線のところどころにあります。
ほとんどが線路のバラストとレールをじかに乗り越えて渡る形なのですが、中には普通の踏切のようにコンクリートを打って通路にして渡りやすくしているケースもあるそうです。
橋にしても踏切にしても、ちゃんとしたところまで行くのが不便だからと言う理由があって、ショートカットのルートが出来上がるんでしょうね。