- 2022/09/29
- 日々のあれこれ
ヒガンバナ
私の住む山里ではヒガンバナがまさに咲き誇ってます。
お家から駅に向かうあいだ、道の両側で赤いラインを引いたようにヒガンバナが途切れることなく続いてます。
稲刈り前の田んぼでも稲刈りの終わった田んぼでも畦が赤く縁取られてます。
その途中に集落の神社があるのですが、神社に続く道の両側がびっしりと赤いヒガンバナで縁取られてます。
また、山の際にある墓地にもヒガンバナが群生しているところがあります。
その様子は異世界への入り口に手招きしているようにも見えてきます。
じっと見つめていると、ふらっと迷い込んでしまいそう・・
ヒガンバナに毒性があるというのは広く知られてます。
とくに根っこが強いそうですが、それ以外の部分にも毒が含まれてます。
その毒性をモグラやネズミが忌避するので、田んぼや墓地を守るために植えられているという話もあります。
と言いますが、シカにはその毒が通用しないようです。
シカが芽をかじったり、球根を掘り起こして食べてしまうとのこと。
地域によってはヒガンバナが消滅しているところもあるそうです。
ちなみに・・
ヒガンバナの球根からデンプンが取れるそうで、何度も何度も水にさらして毒を洗い流せば食用に出来るようです。
試してみようなんて思いませんけどね。