- 2021/11/15
- まじめな話をしよう
男の子であるということ・・
4日前のエントリーに関連してます。
スカートを選ばずにパンツを選んだ女子中学生の話題に絡めます。
昨今では、「多様性への配慮」ということが求められてます。
企業や官公庁は言うに及ばず、学校などの教育現場でもその歩みは遅いとは言え進む方向は同じ。
その流れの一つとして制服のジェンダーレス化に関心が高まってきてます。
個々の生徒の意思を尊重して、男子用と女子用の制服を押し付けるのはやめようとの動きですね。
制服のジェンダーレス化の方法の一つは、デザインをユニセックスにするとか、パンツスタイルのシルエットで性差が出にくくするなど、制服そのもを変更してしまうやり方。
もう一つは、スカート、パンツ、リボン、ネクタイなどのアイテムの組み合わせを自由に選べるようにするやり方。
多分というか、おそらくこっちのケースが多いと思います。
金銭的な負担とかを考えるとこっちが現実的で、私が通勤途中で時々見かける女の子もこちら。
こう言う動きは結構なことではありますが・・
ただ、男子生徒がスカートやリボンを選択することに対しては、越えられそうにないハードルが厳然として存在してます。
社会が求める「男の子であること」の条件って、画一的で厳しいんですよ。
対して「女の子であること」の制約だって厳しいのは分かってますが、その条件だけを見ると、「男の子であること」と比べると少し幅が広いのではないでしょうか。
女子生徒のパンツスタイルが受け入れられても、男子生徒がスカートなんてチョイスは世間の監視がある限りまだまだ。
男子生徒でも違和感なくスカートを履いて登校出来るようになることが理想。
そして我が身を振り返ると、現実社会の中では女性的な服装で仕事をすることはなかなか出来ません。
せいぜいでプライベートな場所とネット空間が限界。
吹っ切れば出来るのでしょうが、そこまでの勇気がありません。