- 2021/07/13
- まじめな話をしよう
う〜ん・・
今日の午後に研修がありました。
新人さんではなく、古株とか幹部を対象としたもので、2か月から3か月に1回くらいの頻度。
コンプライアンスとか男女共同参画とか障害者差別解消などがテーマとなります。
んで、本日はアンコンシャス・バイアスについてでした。
ワタシ・・この言葉を知らなかったですが、無意識の思い込みと説明されて納得。
研修の前に資料が渡されており、その中にこんな質問がありました。
ある人から相談を持ちかけられたとします。
要約すると・・
私の職業は保育士で、パートナーはトラック運転手。
結婚前に家事などを公平に分担することをお互いに納得していたが、私の方が仕事に加えて家事や育児に追われている。
家事の分担を相談したいのだが、仕事で疲れ切って帰ってくるパートナーを見ると言い出せない。
どうしたらいいのか相談されたとき、あなたならどう答えるか?
ほんでワタシは回答を親身になって考えましたがな。
ところが、回答を真面目に考えることがダメと言うか、無意識の思い込みに考え方が支配されているのだそう。
正しくは、相談した人物が男女不明なので回答不能・・だって。
講師の話では、大方の人が相談者が女性だと思い込むのだそうで、この傾向は日本人でも外国人でも似たものとのこと。
そして、アンコンシャス・バイアスって誰にでもあるもので、それ自体が悪いわけではない。
気付かないうちに、決めつけたり押しつけたりしてしまうことが問題だそうです。
こういったことを意識して行動することが重要で、多様性のある職場環境を整える第一歩としようではありませんか・・と。
ごもっともですが、「相談者が男女不明」という部分が引っかかります。
この表現を持ち出すのって、男か女という括りと違う性のあり方を無視しているのですね。
今回の講師の方が多様性を本当に理解しているのか疑問を抱きました。
まぁ、ワタシだって他人様をとやかく言えませんけどね。
細かなことに目くじらを立てて、お互いに抗議し合う社会って窮屈ですもんね。
人それぞれの考え方があるのを受け入れることが肝要かと思う次第です。