- 2023/07/15
- まじめな話をしよう
色々と思うことなど
このひと月ばかりのあいだに色々な出来事がありました。
いわゆる「LGBT理解増進法」が成立したこと。
トランス女性に対する女性トイレの使用制限に最高裁が違法判決を下したこと。
ryuchellさんの自死。
私のスタンスから言いますと、最初の2つはどうでもいいと考えます。
前にも述べましたが、LGBT法案は与党案も対案も性急なやっつけ仕事にしか思えません。
とくに対案の方はもってのほかで、活動家が喜ぶだけの代物にしか見えず、逆に分断を生じるのではないかと私は危惧します。
最高裁判決の方も受け取り方によっては活動家を喜ばせてしまわないか危惧します。
ただ、裁判官の補足意見のなかに「社会全体のコンセンサス形成が望まれる」とありますが、「LGBT理解増進法」がやっつけ仕事的に成立してしまったことが悔やまれます。
ちなみに「社会全体」の件に関して、左翼メディアのなかにはマイノリティー軽視だと批判しているところがあって呆れてしまいます。
マイノリティーもマジョリティーもひっくるめて多様性を認め合うってことなんですけどね・・
そしてryuchellさんの自死のニュースはショックでした。
「こんな世の中で生きていくしかないなら」と題した著書がありまして、「諦める、割り切る、逃げる、戦わない。そして、期待しないこと。僕はこの5つの『武器』を身につけた。」と宣言されてます。
自分らしさと多様性を認め合うことの両立というメッセージが私に刺さりましたし、男だから女だからっていう縛りから自由になることなど共感するところも多々あります。
何かのイベントのときにサインを頂きたいなと思ってましたが叶いませんでした。